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いしざわみな

『私の帰る処』再演決定まで


日増しに厳しくなる暑さのなか、ようやく次の公演が決まって、心底ほっとしています。

春の公演が終わった後、年内の活動をどうするか、ミーティングを重ねていました。その結果、次の三つの選択肢に絞られました。

①『私の帰る処』の再演

②新作の二人芝居の上演

③年内は公演せず、来年の劇場公演の準備に集中する

できれば③は避けたいと思いつつ、真木野と二人で再演の場所を物色しながら、私は新作を書くという作業をしていました。

6月初旬に古民家asagoroを見学して、ここなら前回とはまた趣の違った『私の帰る処』ができるのではないかと思いました。

それ以降は、出演者のスケジュール調整をしつつ、asagoroの予約状況を注視しながら、新作もasagoroで上演できるように修正を加えつつ、週3~4日は仕事に行くという少々落ち着かない日々を送っていました。

毎日芝居のことだけできたら(注:家事は別)どんなにいいだろう♡と思いつつ……。

年内ギリギリの公演となってしまいましたが、春に枇南子役を好演してくださった、さかい蜜柑さんの出演が叶い、もうお一人、明日香さんという新しい出演者も見つかり、ようやく一息ついたというところです(^-^;

さらにこの夏、真木野透子がバージョンアップをはかるそうなので、10月からの稽古がとても楽しみ♪

ところで②の新作ですが、構想としては『私の帰る処』よりも前にありました。

失踪していた母親と、その娘が数年ぶりに再会した日の物語で、私自身の経験が元になっています。

断片的に書き進めていましたが、これからゆっくり温めて推敲し、再来年くらいに上演できればと考えています。

秋からの稽古に向けて、来月中には3人芝居(?)の台本を完成させる予定です。

2017年の終わりに、それぞれが自分と家族について想いを馳せるような、そんな芝居にしたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。


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