『幸福な夢』戯曲デジタルアーカイブへ
東京は三度目の緊急事態宣言下、各地でも感染拡大が深刻になっているなか、いかがお過ごしでしょうか。
2月の短編戯曲祭が終わってから身辺慌ただしく、すっかりお知らせが遅くなりましたが、「戯曲デジタルアーカイブ」に『幸福な夢』が掲載されました。
数少ない作品のなかでどの戯曲を提供するか、それなりに悩みました。
この先、自力での公演が難しいこともあり、いっそ未上演の作品を掲載することも考えましたが、最終的には、1996年、2004年、2016年と三度に渡って上演されている『幸福な夢』を選びました。
これだけが唯一、依頼されて執筆した戯曲だということも大きな理由です。当時、上演料はいただいていませんが、それ以上に計り知れない大きなものを、たくさん受け取った作品です。
日日刻々での上演(2016年11月)を観にきてくださった山田百次さんは「20年前に書いたというのに驚いた。今書いたと言ってもおかしくない」と仰ってくださり、拙作のなかでは上演してもらえる可能性が高いのではないか…… という想いもあります。
『幸福な夢』は、このホームページ(戯曲公開)でも読めるのですが、戯曲デジタルアーカイブには500本以上の戯曲が公開されていますので、ぜひぜひ覗いてみてください!
すごく楽しいですし、きっと気に入るものが見つかると思います!
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